働く大人の顔…

関西の学校園では、7月第3週末で1学期の終業式を迎える地域が多く、その後研修に出向くことが多くなります。

近年では、公立の学校園もお盆期間は閉庁しますから、この時期は夏休み前半の「研修週間」のような位置づけなのかと思います。

さてお陰様で、神戸市は勿論、尼崎市や明石市、大阪府の吹田市などでも、行くところ概ね卒業生に出会うことが増えました。

過日、研修に出向いた先の小学校で出会った卒業生のK先生は、臨時講師で11年間がんばって、正規の教員として採用されたことは聞いていましたが、新卒としての赴任校までは把握できていなかったので、校長先生から「K先生いますよ。」と聞かされた時は、その偶然にびっくりしました。

今はもうその面影はほぼ無い(?)のですが、K先生の学生時代の初対面は、「筋骨隆々で顔にはピアスが3つ」という何ともいかつい状態でしたので、正直「人柄は良いけど…コイツホンマに先生になれるんかなぁ?いや、なるんかな?」と思うほどでした。

当時、採用試験の勉強もあまりしていなかったようなので、現役で教員採用試験に合格する筈もなく、卒業後、臨時講師として初めて学校現場に入るときも、たまたま教員の空きの席があるという幸運もあって、同級生の最も信頼できる友人でもある校長先生の小学校に、お願いすることができました。

面談をしていただいて「コイツ、おもろい。俺に任せとけ!」と引き受けてくれたので、「これで何とか変な誤解をされずに、教員としてのスタートがきれるぞ!」とホッとしたのを覚えています。

その後、その小学校には、何年も研修や巡回指導に出向いたのですが、ある年6年生を担任していたので、びっくりしました。

思わず「大丈夫か?!」と友人の校長先生に尋ねたら、「大丈夫!子どもにも親からも愛されるから…」と返答してくれました。

実際に、算数を教えるのに苦労したようですが、学年世話係の先生が学年打ち合わせの時などに、丁寧に教えてくれていたようで、巡回指導でK先生のクラスに入った時も、(決してキレのあるとは言いませんが)何とも温かみのある丁寧な算数の授業がされていました。

その時、K先生は「先生、オレ初めて算数が分かりました!」と嬉しそうに話してくれたので、「分かる喜び」があの授業には滲み出ていたのかなと、思っています。

卒業生に出会うと、男女を問わず、顔つきまで「働く大人の顔」になって、みんな「世間に鍛えられたんやなぁ。」とつくづく実感しています。

笑顔で 元気に 逞しく!

ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!

PS.8月3日に初孫が生まれました。(^^♪そのバタバタもあって少し間が空きました。孫は可愛いとは聞いておりましたが、想像以上でした<(_ _)>

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