その「遊び」で何を鍛えますか?

関わらせていただいて3年目になる某市立幼稚園の研修に出向きました。

5歳児のクラスで、色々な運動遊びをされていました。

彼らは、4歳児からみていますが超元気者揃いの学年です。

一つは、リズミカルなアップテンポの音楽に合わせて走って、

音楽が止まると自分の体も止めるというものでした。(ゴー&ストップですね。)

これは、音楽を聴いて、体を止めることを通して

聴く力(聴覚)とボディコントロールを鍛えていることになります。

もう一つは、「氷鬼」です。

鬼にタッチされたらフリーズさせられて、その場で動けなくなり

仲間にタッチしてもらって解凍してもらえると

また自由に動き回れるという鬼ごっこ遊びです。

鬼や仲間をよく見て、タッチされたらルールを守って動きます

したがって、視覚を鍛えボディイメージを高めることができます。

やはり、32人の子どもたちは、超ハイテンションで楽しんでいましたが

子どもたちの成長に驚かされました。

昨年度、4歳児の時は友達にタッチされただけでケンカになっていましたが

ルールを理解し守り、鬼や仲間の友達をよく見て楽しめていたからです。

昨年からの、成長の積み上げ(先生方の取組み)が見事でした。

何となく教材としてあるからやってますではなく、

「この遊びで子どもたちの何を鍛えてやろう」と

発達を意識して遊びを組み立てられるようになると

きっと保育や教育がもっと楽しくなると思います。

それでは、また!

笑顔で 元気に 逞しく!

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