学びの主人公は子ども…①

新学習指導要領のキーワードの一つに「学びの主人公は子ども」という素敵な言葉があります。

本当に子どもたちが主体的に学ぶことができる姿を求めるのであれば、何を学ぶのかは子どもたち自身が決めることになります。

理由は、子どもたちの「課題はひとり一人全員違う」のだから「何を学ぶのか」はそれぞれの子どもたち自身が決めるしかないという極めてシンプルな発想です。

実際にヨーロッパの国々では、今日何を勉強するのかはそれぞれの子どもたちが決めるのがスタンダードになっているところもあるようです。

そのような学び方を進めている国々では、1学級の児童数は15人程度ですし、子どもたちが主体的に学ぶ時間には、15人の生徒に先生一人では個別に指導するのは行き届かないだろうということで、ボランティアの保護者が2~3人教室にサポートに来ているというのが、社会全体で共有されているようです。

現在の私たちが経験してきた「みんなで一緒に同じ課題を同じペースで」という学び方は、日本では明治維新の学制を敷いた時からです。

それも、たかだか200年ほど前にイギリスで起こった産業革命において、1日8時間~10時間座って働くことのできる人間を作り出すための集団教育を真似たものでしょう。

この時代は、列強の植民地時代で、国を守り興すためには是非もないことだったと思います。

さて、時代は変わりました。日本もようやく、子どもたちひとり一人の学びを大切にしようという時節になったことは喜ばしいことです。

しかし、現場はオセロゲームのようにパタンとはいきません。特に、クラスの子どもたちの在席数は決定的な条件になります。

現在のような、35人や40人の子どもたちが教師に在席して、それを「個別最適化」することの難しさは少し想像を働かせれば、わかると思います。

余り言いたくはありませんが、先進国の中でGDP比で教育予算が最も少ないのは我が国ですから、素晴らしい理念のシワ寄せが正に今、現場にきていると思います。(文科省がんばれ、もっと予算をとってくれ~<(_ _)>)

だからこそ、今みんなで知恵を出し合いましょう!

巡回指導をさせていただいている中で、色々な工夫をされているところもありますから、いずれまたご紹介したいと思います。

笑顔で 元気に 逞しく!

ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!

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