学びの主人公は子ども…②

私も含めてこれまで大方の皆さんが「みんなで一緒に同じ課題を同じペースで学ぶ」という、集団教育を受けてきました。ですから、一人ひとりの子どもが自ら学びたい内容を学ぶという、学びの主体が子ども自身にあるというような学び方の経験をしてきた人は極めて少ないと思います。

でも、少し冷静に考えてみると我々人間は「工業製品」ではありませんから「みんなで一緒に同じ課題を同じペースで学ぶ」こと自体に、本来かなりの無理があるのです。

これまでの学び方の中では、勉強の内容は分からないけど何とか学校に登校して、暴れることもせずがんばって一日椅子に座っているという無力感の中で、多くの子どもたちがその「生きる力」を削られてきたのではないかと思います。

新学習指導要領の理念から「子ども一人ひとり課題は違う」という極ごく当たり前のことに、ようやく取り組める時代になったということは、本当に喜ばしいことだと思います。

しかしながら、「授業」とは決まった内容を教えること、「勉強」とは決まった内容を覚えることのように…大人にも子どもにも「勉強って授業ってこういうものだ」という、強いバイアスがかかっている可能性が高いという大きなハードルが存在します。

さらに、今の1クラス35人や40人の在席数では、子どもたち一人ひとりの個別の課題に、教員一人で対処することは難しい状況にあるために、やっぱりこれまで通りの学び方で…となってしまうことでしょう。(やっぱり、文部科学省がんばれ~1クラス15人くらいにしようよ!)

このような現状から、我々一人ひとりが相当な「発想の転換と「チャレンジ」を覚悟しなければ、最初の一歩を踏み出すことさえ不可能になってしまうと思われます。

我々人間は「初めてのことは上手くできない」ように作られていますから、勇気を出して取り組んでも、最初は概ね失敗することが前提になります。

つまり「失敗上等」で、やってみてその事実から改善していくしかありません。

一人で取り組んだ方が、より効率良く学べる内容は何か?

みんなで取り組んだ方が、より深い学びができる内容は何か?

1単位時間の中で、「個別最適化」できないか?

1単元の中で、「個別最適化」できる内容はないか?

教科の指導内容の中で、「個別最適化」できる部分はないか?等々

それぞれの先生方が、それぞれの地域や学校の特性をも「個別最適化」して、チャレンジをしていきたいものです。

すでに文部科学省では、「個別最適化」のYouTubeもたくさん上がっていますし、経済産業省では「未来の教室」というサイトで、最新の動向や様々な実践をあげてくれています。

(962) 未来の教室 – YouTube

「学ぶ」は「まねぶ」ですから、遠慮なく先進事例を参考にして、少しでもマネできるところは柔軟に取り入れてやっていきましょう!

笑顔で 元気に 逞しく!

ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!

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