教師の「投資」(?)「運用」(?)②

先に、簡単に「投資」と「運用」の言葉の定義を明確にしておきたい。(専門家ではないので、これが正しいかどうかは分からないが…)

「投資」とは、「事業」や「商品(株式、金、不動産)」などに資金を投じて、将来的に(大きな)収益を得ることを目指す行為のこと

また、「運用」とは、手持ちの「資産」を効率的に増やしていくための包括的な活動のこと

従って、「投資」はその運用手段の一つと考えたい。

株式の「トレード」も「投資」の一つに入るのだろうが、我々教員は株式相場の開いている時間には、目の前の子どもたちのことで精一杯で、株価を気にしているような状況はあり得ない。だから、まかり間違っても手を出さない方がよい。素人が手を出すと「投資」ではなく、ただの博打(投機)になりかねない。

従って、我々投資に素人の教員ができることは、投資信託やゴールドなどの積立てによって、時間を味方につけて自己資本を増やしていく方法が向いていると思っている。

さて、「投資」における「リスク」とは「価格変動」につきる。

例えば1株3000円ほどするトヨタ自動車の株が、突然倒産して0円になるというようなことだ。現実的には、ここまで大きな変動はあり得ないのだがしかし、毎日株価は変動する。だから怖いし、いつ買ったら良いのか分からないことになる。

だからこそ、「積立て」にして、少額ずつ回数を分けて購入することだ。「ドルコスト平均法」と言って、高い時にも安い時にも押し並べて同じ金額を購入する。そうすると安い時には多くの口数を購入し、高い時には少なく口数を購入していることになる。つまり、退職金でドカンと一度に投資信託や株を購入する(一括投資)のではなく、時間を味方にして金額と回数を細かくして「リスク(価格変動)」を小さくする(時間による分散)方法がより「安全」性が高い。

過去の米国株のデータの事実から言えば、一括投資をした場合

15年以上保有→ 元本割れしたケースは「ほぼゼロ」

20年以上保有→ どの時点から始めてもプラス

という検証結果が多く示されている。

※ これは 「一括投資」ですらそうなので、積立投資ならさらに有利になる。

それでも、「絶対損はしない」とは言えず、「投資に絶対はない」のが、以下の理由による。

①「米国株だけが未来もそうとは限らない」

過去100年は米国が世界の成長エンジンだったが、 未来100年も同じとは誰も断言できない。(私自身はそろそろ怪しいと思っている。)さらに、②日本株は1989年の高値から30年以上回復しなかったという事実がある。

勿論、長期的に世界経済が右肩上がりに成長することが前提だが…これでもダメなら我々投資の素人は、何をやっても無駄な気もする。

もう一つの「リスク」の軽減方法は、「モノの分散」になる。

「卵を一つの籠に盛るな!」という投資の格言にあるように、同じ投資信託を積み立てるにしても、株や債券や不動産、ゴールドといったように、様々な種類の商品に分散して長期にコツコツと「積み立てる」ることだ。ここでも時間が味方をしてくれる。また、現物資産としての不動産や金を保有することだ。

巷では新ニーサを使って、多くの人たちが「全世界株式(オルカン)」や「米国のS&P500」の積立てをしているようだ。どちらが、安全なのか投資初心者の方は悩むかもしれない。

では実際に「どちらが安全」かを考えてみると、

経済合理性・数字上の安全 → 米国株に軍配(勿論、数字上は過去の話)

将来の不確実性への安全 → 全世界株に軍配(将来は誰も分からないからこその分散)が上がると考えている。

ちなみに、私は米国の基軸通貨として$が怪しくなっていることと、自分の年齢的なことを考慮して「オルカン」の方を選択している。

「後10年早く、金融リテラシーを学んでいれば、もっと…」と思うこともあるが、それは致し方ない。

インフレによって、貯蓄が目減りしていく『何もしないリスク』が、大きくなってきている現状において、時間を味方につけるためにも、一日でも早くスタートした方が良いことは間違いないようだ。

笑顔で 元気に 逞しく!

ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!

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