春学期は、「仕事とキャリア形成Ⅰ」という講義を担当しています。
私自身は、大学卒業後そのまま小学校の教員になったので、実際に企業に関する就職活動をしたことがありません。
しかしながら、主に担当している「生徒指導」などはキャリア教育の中に位置づけられていますから、不慣れとは言え担当した限りは「キャリア形成」に関して、文献やネットで調べたり様々な社会人の人たちから直接お話をしていただいたりと色々と工夫をしています。
第1回目の講義では、「サラリーマン」という英語は無いらしいのですが、便宜上以下のような質問をしてみました。
Q.あなたは、「サラリーマン」と「フリーランス」のどちらを選びますか?そしてそれはなぜですか?
教育学部、教育福祉学科の学生に対する講義ですから、どうしても「サラリーマン」を選ぶ学生が多いのかな?と思っていたのですが…私の担当した一部の学生では、サラリーマン対フリーランスは19:14(記入なし1)で思っていた以上に大きな差はありませんでした。
「サラリーマン」を選択した学生の理由としては、以下のようなものがありました。
・収入や生活が安定しているので…(9)*( )内の数字は人数
・自分でやっていける気がしない(自信が無い)ので…(3)
・自分には才能が無いので…(2)
・公立学校の小学校の教師を目指しているので…(2)
・ルールが決まっている方が楽だから…自由があまり得意ではないので…(2)
・好きな事であれば、趣味でもできるから…(1)
自分のことを振り返ると、堅苦しいことが苦手で「先生の仕事ってネクタイしなくていいよな」という不謹慎な(?)考えが、この道に進んだ理由の一つでもあって、極めて「自由」を大切にしてきた私にとっては、正直「自由があまり得意ではない」という回答には驚きました。
自分自身の経験上では、学校の先生の仕事って勿論同僚や先輩方と協力してする仕事が基本ですが、自分のクラスでの授業や指導には工夫の余地がたくさんあって、極めて自由度の高い仕事だと思っています。
では、「フリーランス」を選択した学生はどうでしょうか?
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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