現在、出身地の徳島県で英語の教諭として大活躍中のA先生とは、関西国際大学に彼が在学中に、良き出会いをさせていただきました。
田村さんやブックランドフレンズのこんぶさんたちが主催されている「ひみつの図書室ver2.0」で、過日講演をしてくれました。
講演後の参加された皆さんからのコメントもステキで、私も本当にうれしく聴かせていただきました。
ところが、私のコメントの番になったら、突然電波が乱れ聞き取りにくい状況になったようで(興奮すると電波を吸い取る体質なのかも?…)、今回ブログの方で少しまとめておきたいと思います。
学生時代のA先生に初めて出会ったときに思ったのは、「何だこいつは?!」(失礼<(_ _)>)でした。
どういうことかと言うと、「やたら明るくて、この積極性&オープンマインド。どこまで人間が好きなんや!」この学生は一体どんな育ち方をしたのか、不思議だったのです。
人が好きで信頼しているということは、自分自身の自己肯定感や自己有用感がベースになっていますからこのA君の資質はどのように育まれたのかに興味が湧いたのです。
実は学生との出会いで同じ感想を持ったのは二人目で、一人目の彼も四国(彼は高知県)の出身でした。
偶然なのかどうなのか、疑問に思っていましたが、有難いことに今回のプレゼンテーションで、その秘密の一端が分かりました。
A先生は、徳島県のI島という離島で育っています。これも偶然ですが、たまたまA先生の教育実習訪問の担当になり、このI島に出向かせていただく機会があったのです。
ナビにはI島に行く乗船場が出てこないことや太平洋に浮かぶ島の自然の素晴らしさに、こんな島があったんだと驚いたものでした。
その時は、「このステキな島で育ったからA君みたいになったんかなぁ。(勿論、良い意味で)」と何となく思っていましたが、今回それだけではないことが分かったのです。
子どもの頃のA君は、同学年は自分一人、小学校の4年生まで「料理人」になりたかったそうです。
当時の担任の先生方は、ほぼA君とマンツーマンで大好きな料理を一緒に作りながら材料の計算(算数の勉強)や魚のすり身を使ってカマボコづくり(社会)等々をさせてくれたそうです。
つまり、その子どもの興味ややりたい事を中心に学んでいく、本当の自主性・主体性を育てる教育が行われていたのです。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!
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