(2)脳は否定語をイメージできない
かつて小学校の校長時代、生徒指導の課題が大きい学校であったため、子どもたちに「〇〇するなよ!」と否定語で指導している先生に、言葉の使い方を変えるようにお願いしたことがあります。
例えば、子どもたちに「廊下を走るな!」と言うと、脳は廊下を疾走しているシーンしかイメージできないのです。
だから、「廊下を歩きましょう!」と肯定語で話せば、歩いているシーンを思い浮かべることができます。
熱量の高い先生たちは、子どもたちへの指導が熱心なあまりに、ついつい「〇〇してはいけない!」と子どもたちに否定語で話してしまいがちになります。
しかしながら、教師は意識して肯定語で話すよう心掛けることも大切かと思います。
もちろん、国語の豊かな表現手法として「否定語」を使わないように言っているわけではありません。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!
コメント