なぜこのような話をするかと言いますと、例えば大学での講師を依頼して、学生に貴重な話をしていただき、もっとお渡ししたいのに、規定にそったこちらからお渡しできる僅かばかりの講師料を固辞される方がいます。
きっとその方の謙虚さや清廉な人柄から、そうされるのだと思います。
実は、私も研修や巡回指導で回り始めた頃は、「いいんかなぁ。」「申し訳ないなぁ。」という気持ちが強くありました。
でも、色々と「お金」のことを学んでいくうちに、どうもそれは間違っていることに氣がつきました。
「お金」はその方の行為に対するお礼や感謝の気持ちを伝える役割を果たしてくれているのです。
ですから、「(一時)お預かりします。」という気持ちで受け取れば、良いのだと思います。
「地獄の沙汰も金次第」と言いますが、地獄で使える「金」はこの世で流通しているお金そのものではなさそうです。きっとどれだけ、他者への思いやりや親切が発揮できたかということだと思います。(知らんけど…<(_ _)>)
この世のお金は、どうせあの世まで持っていくことなんてできないのですから、一時預かりをさせていただいて、それにまたお礼や感謝の気持ちを乗せて次に回していく…
そういうイメージで経済が回るといいのかなと思います。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
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