今回の的あてゲームでは、4人グループで一人3回ずつ12回、的あてに挑戦できます。
子どもたちはゲーム中にも、一投ごとにアドバイスすることを求められていましたが、友だちが投げた後、子どもたちから出てくる言葉は「惜しい!」「もっと上をねらおう。」などでした。
例えば、左の写真の子どもはとても良い投げ方をして強いボールを投げていましたが、見ている子どもたちは、友だちの投げ方を見るよりも、的を外すと0点なので、的の段ボールの方へ目がいってしまって、友だちの投げ方に注意を向けている子どもたちはいません。
もし、そのような奇特な子どもが居いたとしても、野球を専門にやってきた大人(プロレベルの投手コーチなど)であれば、何某かのアドバイスは、可能かもしれませんが、1・2年生の子どもたちには、何が原因で的を外したのかをアドバイスすることは、不可能です。
さて、「ゲームの特性」として「競争(勝敗)を楽しむこと」と、「成果・成長(ステップアップ)」を楽しむことがあります。
この場合、得点をとることに子どもたちの注意がいっていますから、友だちの投げるところを見ていないのは、ダメなことではなく、その特性を楽しんでいるとも言えます。
では、どうすれば子どもたちは友だちに対して、本気でアドバイスしたくなるのでしょうか?
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
コメント
それぞれの過去の投球フォームを撮った写真などを準備しておいて、変化を楽しませる…とかかなー⁈笑
コメントありがとうございます。そうですよね。小学校の高学年であれば、とても良い方法だと思います。当時は松坂投手のフォームを反転させたものを印刷して体育館の壁に貼ってマネをさせていました。