困っている子どもたちとの関わり方の基本の二つ目は、
遊びを通して『体を鍛えていくこと』です。
「体と心は一つ」という意味は、
「人間の体をコントロールしている神経系統と
心をコントロールしている神経系統は概ね同じところを使っている。」
という事実から来ています。
つまり、体を動かし、鍛えることが刺激となり脳の発達に関与していきます。
実は、発達という視点で考えると、体を動かさなければ、脳は発達しなくてよいのです。
巡回訪問で保育園や幼稚園に出向くと、
泥んこ遊びをしたり、絵を描いたり、紙をちぎったり等々、
様々な遊びが工夫されています。
それらの遊び一つ一つに意味があって、子どもたちの発達に寄与しているのです。
「こんな遊びがあるから、何となくさせています」だけでは、もったいないです。
この遊びの刺激は、子どもたちのどんな発達に繋がっているのかを考えて、
関わっていけるようになると、保育や教育の楽しさも違ってくるように思います。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
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