正しいことを意地悪くやると…

研修会後の雑談の中で、

「3年生なのですが、クラスの女の子たちが、準備が遅かったり出来ていなかったりする男の子たちを何かと厳しく注意するのが嫌で嫌で…4月からの指導でだいぶ少なくなってきたのですが…」

というお話が出てきました。

教室巡回指導をさせたいただいている時も、たまに「○○さん、教科書を出してください~」などと子どもたちが注意をし合っている様子を見ることがあります。

このように、子どもたち同士で注意し合うことは、本当に必要なのでしょうか?

このようなことがはびこっている担任の先生は、まるで江戸時代の「五人組」制度のように、互いに見張り合うような状態をクラスに作り上げて、それを子どもたちが主体的に自治をしていると勘違いしているのかもしれません。

一方、こちらのステキな先生は

『教科書が出ていないのなら、小さな声でそっと「○○さん、教科書だしよ。」と教えてくれる子どもの方が余程親切で優しいと思うので…』

と、丁寧に子どもたちに指導を続けておられるようです。

正しいことを意地悪くやると…「いじめ」が元気に(?)芽を出します!

笑顔で 元気に 逞しく!

ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!

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