これが一番役にたってるかも?!<(_ _)>

数年前の卒業生から、突然連絡がありました。

話の中で「ところで先生、採用されてからもう〇〇万円以上貯まったよ!色々教えてもらったけど、これが一番役にたってるかもしれん!(笑)」

「〇〇君よ~お前さんも社会人になって大人になったんやから、ウソでもいいから教育の話の中で何かが役立ったと言わんかいな~!(笑)」

2022/2/5付日本経済新聞夕刊にも、以下の見出しで記事がでました。

高校生、投資を学ぶ プロが出張授業 金融教育、今春に必修化 まず教師に知識

ゼミの学生には世間話の中で「社会に出たら、iDeCoやNISAを使ってすぐに積立て投資を始めること」を進めています。

投資における「リスク」とは、価格の変動率の大きさになるので、そのリスクをヘッジするには、大まかには時間と場所と対象の三つ分散を心がけることが肝要のようです。

何しろ学生たちは若いので、時間がたっぷりありますから、毎月一定額で投資信託などの積立てを継続することで大きなリスクを回避しつつ資産形成が可能になります。

株式や債券などの投資商品は、価格の変動がありますから、毎月一定額を積み立てることで高値で購入してしまうリスクを低減できるのです。(ドルコスト平均法)

それならば、安い時に一気に購入すれば良いではないかと思われるかもしれませんが、誰もいつが一番高くて、いつが一番安いかはわからないのです。

ましてや、教師の仕事は子どもたちと共にあって子どもたちに集中していますから、正直お金のことや資産形成のことを考えている暇はありません。

恥ずかしながら、少なくとも私の場合はそうでした。<(_ _)>

だからこそ、今後も大きな価格変動(これが投資の上でのリスク)はあると思いますが、淡々と時間をかけてゆっくり着実に資産を形成すれば良いのです。

私がこのことに気がついたのは、大学に転職した11年前ですからもっと若い頃に気づいていれば…と残念でなりません。(笑)

日本の人口動態を考えると、年金の未来もそれほど明るくは思えません。

年金が無くなることは無いでしょうが、支給年齢の引き上げや支給額の減額は今後も避けられないでしょう。

それこそ、数年前にそれまで認めていなかった公務員にiDeCo(個人型確定拠出年金)が認められた時点で、これはヤバいかもしれないぞと気がつかなくてはなりません。

一度、ある所でこの話をしたら、会場の先生方はポカンとされてましたので「あちゃ~。昔の自分と一緒やなぁ。」と思いました。

少しでも資産形成に興味を持つことで、経済にも関心を持つようになり世界が広がります。

教師の金融(経済)のリテラシーの高さは、子どもたちにも影響を与えますから、何でも勉強の精神でこちらにもトライされると面白いですよ。

笑顔で 元気に 逞しく!

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