講演会後の感想の中に、『クラスの子どもたちの顔を思い浮かべなら、聞いていました。』と書いてくださる先生方がたくさんおられます。
きっと、事例でお話しする子どもたちの姿と、我がクラスの子どもたちの姿とを重ねてみてくださるのだろうと思います。
これは、困っている子どもたちが表出させている言動には、それぞれ別の子どもたちであるにも関わらず、さらに年齢や地域が違っていても、何かしら似通っている点があることを意味しています。
一見、当たり前のことのように思えますが、困っている子どもたちの言動にその共通性や類似性があるということは、我々の関わり方にも汎化できる内容があることを意味しています。
その汎用性の第一が、皆さんの「笑顔」となります。
自分はどんな顔をして、子どもたちと日々向き合っているだろうか?!
自分を客観視するメタ認知の能力が問われますので、こちらの方が難易度は高いと思われます。
しかし、子どもたちの顔や姿を思い浮かべることのできる先生であれば、子どもたちと向き合っている時の自分の顔も思い浮かべてみる努力もしていただけると嬉しいです。
そういう小さな振り返りから、少しずつ変わっていくのだろうと思います。
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に ステキなクラスを作りましょう!
コメント