『言い方』って大事 ~「評価」について…②~

前回の続きです。

視覚支援での「笑顔」の評価ができたら、次は聴覚支援である「言葉」の評価です。

子どもたちに対して、否定的なマイナスの言葉を使うのではなく、肯定的なプラスの言葉を投げかけ続けることは言うまでもなく大切です。

さらに「言葉」は発声すると、「音」という波動として伝わっていきますから、その「言い方」が非常に大切な「評価」になります

例えば、我々関西人が日常的に使っている「アホ」という言葉をデジタル大辞泉で調べると『愚かなこと。愚かな人。また、そのさま。人をののしるときにも用いる。』とあります。

ところが我々関西人は、・怒りの「アホ」・あきれた「アホ」・悲しみの「アホ」・愛する「アホ」・苦笑いの「アホ」・驚きの「アホ」・親しみの「アホ」等々、同じ「アホ」という言葉を七色に使い分けることができてしまいます。

きっと関東の方なら「バカ」、中部地方なら「たわけ」で使い分けをされるのではないだろうかと思います。

その場のシチュエーションと「言い方」一つで、伝わる意味が変わってしまうのですから、「言い方」という表現をコントロールして上手く使えるようにならないと誤った伝わり方をしてしまいかねないのです。

我々教師の仕事は、授業と言い生徒指導と言い、言葉でコミュニケーションをとっている仕事ですから、言葉遣いの名人として、肯定的なプラスの言葉を肯定的なプラスの「言い方」で使えるよう、日々心がけていきましょう!

大丈夫です!出したものが戻ってくるのですから、良き言葉で過ごしていると、子どもたちからはプラスの評価がかえってくるはずです。

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に ステキなクラスをつくりましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました