「まぁ、いいか…」

前回のL.ホームさんでの研修でいただいたある女性の先生からのご質問です。

私は、仕事などで何か辛いな厳しいなと感じた時に「まぁ、いいか…」を口癖にしてこれまで乗り切って来ましたが、それで良いのでしょうか?

「まぁ、いいか」どころか、「大いにいい」んじゃないですか!?と返答させていただきましたが、同時にこの質問って開き直り名人のこのホームの所長さんの影響かな…と内心では思っていました。

このホームで現在所長をされている先輩は、かつての某職場で最初の1年間、一緒に社会教育の仕事をさせていただきました。

この職場では、一般の小学校という職場では考えられないような理不尽なことだらけで、「何で小学校の先生になったはずのオレがこんな仕事をせんとアカンのや!(若かったんですね。失礼な話です<(_ _)>)」と戸惑うことも多かったのです。

ところがこの先輩は数々の理不尽に対して、ぶつぶつと文句を言いながら時には「もうええわい!」と呟きつつ、それでもけっして投げ出したり何もしなかったりすることなく、必ず前進しようとされるのです。

その次の年に遭遇した阪神淡路大震災の時には、通常よりもさらに理不尽が増えましたが、この先輩から学んだ『開き直りの姿勢』が私を助けてくれました。

「もうええわい!」でも、投げ出したり居直って何もしなかったりという選択をされない方の影響ですから、「まぁ、いいか」ならもっと前に進めます。

人生、思い通りにいかないことなんて、山ほどあります(ありました)。

学生であれば、この時期、教員採用試験の結果が出そろいつつあります。

努力がはっきりと報われた人もいれば、残念な結果になった人もいます。(数字で考えると圧倒的にこちらの方が多いはず。)

大切なことは、悩んだり落ち込んだりする時間をできる限り短くして、「まぁ、いいか」などの言葉の力をかりて前進すること!

良い質問をいただくと、面白い学びが生まれます。

笑顔で 元気に 逞しく!

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