「大丈夫」って言ってもいいのだな…

某小学校の若手の男性の先生の研修後のご感想です。

「大丈夫」って言ってのいいのだなと思った。これまで、こどもは「大丈夫?」ときくと「大丈夫」と言いたがると聞いたことがあり、タブーのような認識だった。「大丈夫」を契機に生徒指導ができることが分かった。生物学的な観点からのアプローチが斬新で興味を持ちました。(後略)

研修の内容としては、大まかに『困っている子どもたちは一般的に生産的能力が低く、非道徳的な言動をしている場面に出くわしますから、いきなり怒鳴りつけるようなことをせず、丁寧に「大丈夫?」と言えるようにしましょう!』というものでした。

特に、真面目できちんとした先生方は、学級や学年の協調的な場面が崩れることを恐れますので、身勝手に見える子どもたちの言動に対してはついつい感情的になりがちです。

そのため、「大丈夫?」という言葉を使って上手くコミュニケーションをとれるようにしてほしいのです。

つまり、ある程度生徒指導が必要な場面のことを説明していますので、何でもかんでも「大丈夫?」と言えばよいということではありません。

この感想の中にあるように、まだまだコミュニケーション能力が未熟な子どもたちは、言われた言葉をオウム返しのように使うことがありますから、「大丈夫?」が不適切な場面もあることでしょう。

まさに、学級づくりはコミュニケーションですから、時と場面に応じて臨機応変により適切な使い方が大切であることは言うまでもありません。

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に ステキなクラスをつくりましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました