では、なぜ怖い顔をして厳しくしていないと子どもたちになめられると思ってしまうのでしょうか?
一般的に学級担任という仕事は、クラスで唯一の大人ですから、必然的にボスでありリーダーの立場になります。
そのことは、同時に子どもたちの命を預かるという大きな責任を負う、ある意味プレッシャーの強い仕事でもあるということです。
クラスの子どもたちに不測の事態があったら大変ですから、この大きな責任を負ってしまったプレッシャーが、怖い顔やキツイ言葉をつくり出します。
さらに、これも何度も申し上げていますが、「子どもたちがちゃんとしていることが、学級経営が上手くいっている」という学校の古い文化が、自分たちの首を絞めるのだろうと思っています。
「発達障害」や「愛着障害」の子どもたちは、原則「生産的能力」が低いですから、こちらの思うように、すぐにはちゃんとできないのです。
障害のために立ち歩いたり、教室を飛び出したりしてしまうのに、それを怒ること叱り続けることで一応おとなしくなるので、それで指導したと思ってしまうのです。
困っている程度にもよりますが、怒ったり叱ったりするとしばらくは、おとなしくしてくれることもありますので、それで指導ができたと誤学習してしまうのです。
指導したのではなく、「恫喝して無理やり言う事をきかせた」だけです。
この悪循環から抜け出して、「子どもたちも我々教師も安全で安心な学級をつくること」を「笑育」では目指しています。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に ステキなクラスをつくりましょう!
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