「伝え方」こそが大切…

様々な子どもたちの支援のために、学校園に出向いてくださっている支援員さん向けにお話をさせていただく機会がありました。

休日の午前中にもかかわらず、ご年配の方から現職の先生、大学生まで、幅広い年齢の方々99名が参加してくださいました。

支援員の皆さんは「子どもたちの成長のために役立ちたい」とか、「将来、学校の先生になりたい」などと思ってくださって、実際に現場で活動しておられるのですから、これ程学校園にとって有難い方々はいません。

初めてのzoomでの研修でしたから、参加してくださった方々には、きっと戸惑いもあったと思いますが、とても協力的に参加してくださって、講演終了後の質問の時間も充実していました。

一つ目のご質問は、「1年生の支援に入っているのですが、担任の先生の指示を聞いていない(聞こえていない)子どもたちが居て、それを担任の先生に伝えて良いのか?」というものでした。

これについては、今回の研修の一つの大切な内容の一つでもあったのですが、その『伝え方』こそが大切であるということです。

「担任のあなたの指導がよくないので、聞いていない子どもたちがいますよ。(直接、こんな言い方をする方はいないとおもいますが…)」というようなニュアンスが伝わると、間違いなくその後の人間関係がギクシャクすると思われます。

一応、担任の先生の指導とは無関係で(本当は関係があるんですけれども…先生方の指導力向上については、管理職や研修にお任せしましょう。)子どもたちが「困っている」ということを伝えられると、担任の先生との関係は悪化する可能性は低いですし、指導員さんの立場も守られます。

勿論、そうは言っても日頃の人間関係の積み上げが無ければ、自分の本意が素直に伝わらない可能性もありますから、平素からの担任の先生とのコミュニケーションが最も大切です。

何でこんなことを言うかというと、担任の先生と支援員さんの人間関係に最も影響を受けてしまうのは子どもだからです

良い関係が築かれていると、子どもたちをより多くの目で見守ることができますから、間違いなく子どもたちにはプラスになります。

その逆は辛いですね。

皆で寄ってたかって、子どもたちの成長に寄与したいものです。

それでは、続きはまた!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒にステキなクラスをつくりましょう!

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