「う」の指導の意味

子どもたちの暗唱の後は、平仮名の「う」の指導でした。

この日、「う」を取り上げてくださったのは、偶然だったようですが、「う」という平仮名は、子どもたちの発達の目安としてとても重要な文字の一つと考えています。

どういうことかと言うと、平仮名の「う」の後半部分の「払い」のところが、1年生の発達段階の子どもたちにとってはなかなか難しい

上の画像が悪くて申し訳ないのですが、「ゆ」の払いと「う」の払いに注目してください。

微細運動の発達においては、一般的に「力を入れる」よりも軽くハネるとか、軽やかに払うという「力を抜く」方が運動としての難易度が高いのです。

ですから、子どもたちが一生懸命に丁寧に書こうとすると、ギ、ギ、ギ、ギ…と同じ筆圧で書いてしまい、「ハネ」や「払い」で力を抜く部分が未だ上手くできないのです。

勿論、個人によって差はありますが、発達の側面から見ると、1年生の2学期頃から随分と上手に払いができる子どもが増えてくるはずです。

K先生は、「う」の「払い」のところを「シュ~」というオノマトペで表現して、子どもたちが書けるように指導されていましたが、これも良い工夫だと思いました。

授業って本当にいいもんですね♪

それでは、また!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!

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