教員採用試験の結果が出始めています。
地元は残念ながら不合格だったのだけど、合格をくれたK県に行くべきか行かざるべきか、男子学生からの相談がありました。
「結論は自分で出しなさい!」を前提に、私の考えを伝えました。
『縁』というものを大切にするという考え方がある。地元の委員会からの不合格者への通知に得点も表示されていてそれを見せてもらったけれど、結構ひどいなぁと思ったので、私ならもう絶対にそれが例え地元でも二度と受験はしないと思う。そう言うときはこっちからお払い箱だ~。でも、「捨てる神あれば拾う神あり」で、『縁』のある所で精いっぱい顔晴ってみるのも悪くない。
地元で臨時講師をしながら、正規の合格を目指すという選択肢もあるけれど、相談者の学生のようなタイプは、学級担任になると子どもたちとの日々の関わりが楽しくて、のめり込んでしまうので、採用試験の勉強は多分できないと思う。それならば、正規の合格を勝ち取ったのだから、そこで最低3年間は働いて成長して堂々と戻ってくるという手もある。
但し、3年後に「地元に戻ります」と周囲に話したとき、「そうか~じゃあね~」と笑顔で送り出され、引き留めもされないようなら、大した仕事はできていないので戻ってきても、いらない先生なのかもしれない。
第一、あやふやな気持ちで担任をされるとK県の子どもたちに失礼だし、行くならそれなりの覚悟を持って行ってほしい。
さらに、一緒に受験した仲間の中にも不合格者だっているのだから、ある意味贅沢な悩みでもある。せいぜい悩んで、自分で結論を出しなさい!
多分、本人の中ではすでに結論が出ているようです。確認をしたいだけだと見ています。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
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