楽観主義と楽天主義

センタープログラム(教員採用試験対策の時間)に、某学生から

「コロナウイルスの影響でずっと家に居て、だんだんと辛くなってきたのでモチベーションの上がる話をしてほしい。」とリクエストがありました。

以前のこの時間に、『自分を表す三つの言葉を考えてみよう』という課題をやったことがあり、今回の質問をした学生の中に「楽観的」という言葉が入っていたので、改めて「楽観主義と楽天主義の違い」について考えてみました。

私の解釈では、

「楽観主義」とは、目の前の課題を解決できるものと考え、改善のために行動すること

「楽天主義」とは、目の前の課題を解決できるものと考え、天に任せて何もしないこと

と考えています。

楽観主義でいると、解決のための行動をしているのですから、何もしないときよりも望む結果を得る可能性が高くなるは、至極当然のことです。

つまり、たとえzoomであっても毎週センタープログラムに参加するという「行動」を起こしているのですから、その学生たちは間違いなく、望む結果に向けて前進しているのです。

楽天主義でいると、行動しないという最大の失敗を続けていることになりますから、結果思い通りにならないことのほうが多いのも当然のことです。

そして怖いのは、そのような自分の考え方や選択に慣れてしまうと、その結果についても誰か(天?)のせいにするようになることです。

とにかく、自分の努力(行動)を信じて、日々前進を続けましょう!

今年の結果に直結しなくても、やがて必ず、やってて良かったと、報われる日は来ます

これくらいの歳になって振り返ると、人生の出来事に無駄はないことを実感させられるものです。

それでは、また!

笑顔で 元気に 逞しく!

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