「自分の授業に意味があるのか?わかる子は塾で、授業前から分かっている。
苦手な子は授業しても、できないまま。日々何をしているのか戒めです。」
(一部修正)H先生がFacebookで呟いていておられました。(続き)
さて、せっかく子どもたちが「私できないです。」と、正直に困り感を表出してくれているのですから、健気な子どもたちのために、日々コツコツと我々教師が学び、具体的な手だてをうちましょう!
例えば、算数の苦手な子のノートはどうしておられますか?
できないから何もしていませんでは、指導とは言えません。
板書はノートに正確に写せますか?もし写せないのなら、なぜでしょう?
その子どもに板書を写す力があるのなら、何をどこまで写すのかを決めて無理のない範囲で丁寧に指導する必要があります。
そして、「子どもに〇ページを写させる」という子どもの目標ではなく、「子どもたちのノートに毎時間必ず何某かの〇をつける」などの、自分が〇〇するという具体的な「行動目標」を立てましょう。
子どものノートをきちんと担任の先生が目を通してくれているだけでも、保護者は安心するものです。
実は、この具体的な「行動目標」こそが、本当の戒めになってくれます。
板書やテキストを写す力がないのなら、一斉授業形式でみんなと一緒の課題に取り組むことは、本来不可能なのかもしれません。
そうであれば、放課後や休み時間などに時間をとって、丁寧に個別の指導をする必要があります。
さらに、一人ひとりの認知の特性を知ることは、必須となります。
相手のことが理解できていないのに、適切な指導は不可能だからです。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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