新型コロナウィルスの学校園への影響について⑪

2.「言葉」の使い手になる

日本では「阿吽の呼吸」と言われるように、言わなくても互いに分かり合えることが重要視される傾向があります。

しかしながら、「視覚情報」が十分で無いのであれば、言葉による「聴覚情報」の重要性が増すことは言うまでもありません。

したがって、これまで以上に「言葉」の使い手になる必要がありますから、そのためのポイントについていくつか挙げてみたいと思います。

(1)言葉と脳の性質について

近年の脳科学では、言葉と思考の順番について、「言葉が先」で「思考は後」ということが分かってきています。

「えっ、考えているから喋ってるんではないの?」と思いますが、どうも脳の電気信号の流れはそのようになっていないようです。

特に「口癖」は、十分に思考してから「言葉」として発語している訳ではなく、単なる「クセ」として無思考で発語しているだけです。

何も考えていないのに、喋っているとすれば、それは無意識の領域から出てきている言葉とも考えられます。

言葉の通りの人生になるとも言われる「言葉の管理」は、教師のたしなみとしても非常に重要なポイントになります。

*詳細は、HS出版さんの「笑育のすすめ」講演会でお話したいと思っています。

それでは、続きはまた!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました