新型コロナウィルスの学校園への影響について⑩

<「視覚情報」を補う対応策>

1.「表現力」を高める

日本人はその国民性から、欧米人に比べて動作が小さく、大きな手ぶり身振りで話す習慣がありません。

何しろ日本は、「阿吽の呼吸」や「言わずもがな」を尊重する国民性がありますから、言葉に出さずとも相手や周囲の気持ちを察するという高度なコミュニケーション力が必要とされる社会であるとも言えます。

しかしながら、今回の新型コロナウィルスの感染拡大による特殊な状況下では、欧米人並みに表情や動作を大きくして「表現力を高める」ように意識していきたいところです。

つまり、先生方には、マスクの下でも「先生は笑顔で機嫌がいいんだ」と子どもたちに分かるような表現力が必要なのです。

また、マスクでは「目」だけは見えていますから、「先生は笑っているけど…目は笑っていない」などと子どもたちから言われるのは残念過ぎると思います。

「目は口程に物を言う」と言われるように、「マスク」で隠れていない「目の表現力」を高め、「目力」を意識することも大切にしたいものです。

「分かりにくい」状況なのですから、子どもたちにとって「分かりやすい」状態を意識して表現していくことは、まさにユニバーサルデザイン教育の基本的な姿勢だと言えます。

それでは、続きはまた!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!

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