<長期の春休み期間による影響4):当初の学級づくりへの影響>
「黄金の三日間」*という言葉があるように、学年初めの時期は「学級づくり」において非常に貴重な時間です。
*クラス作りは最初の三日間が非常に大切で、この三日間の過ごし方で学級の方向がきまると言われる。TOSSの向山洋一代表が提唱した。
しかし、今回の新型コロナウイルスの影響で、分散登校(例えば、学級の半分の人数ずつ、交互に登校するなど)に取り組んだ学校園も多く、クラスに子どもたち全員が揃うまで時間がかかったようです。
そのためか、「何か今年はクラスがしっくりこない。」という声も先生方から聞きました。
クラスの全員がなかなか揃わない中で、学年当初にしっかりと指導しなければならない「クラスの過ごし方の基本的なルールや学び方に関する共通理解」や、さらにそれらを「全員に徹底させていく指導」が難しかったことが要因だろうと思われます。
つまり、「なんだかよく分からない内にその年度の新しいクラスが始まってしまった」という感じだったのかもしれません。
これを考えても先生方にとっては、厳しい一年を過ごしておられるのではないかと推察します。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
皆で いいクラスを つくりましょう!
*明日から大学入学共通テストもあります。2日間ほど間を空けます。
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