<長期の春休み期間による影響2)子どもたちへの主な影響②>
一方、「不登校気味だった子どもが、元気に登校するようになりました。」という声を、府県が違いますが2件聞くことができました。
どちらも保護者が飲食業を営む家庭であることは、共通していました。
一つの事例を紹介します。
平素その3年生の女児は、居酒屋を切り盛りする両親の姿を見ながら、店の隅っこで閉店時間まで一人で過ごしていたそうです。
連日、夜遅くまで両親の営む店で過ごしていることもあってか、朝起きるのも大変なこともあってか、登校しぶりが多く不登校気味になり、保護者も前年度の担任も困っていたとのことでした。
しかし、両親が休業要請を受け居酒屋を閉店している間、しっかりと面倒を見てもらったことでこの女児は不足していた「愛着」を補給できたようで、元気に登校できるようになったそうです。
対人関係の基礎となる「愛着形成」の問題を考えた時、この貴重な事実を見逃してはいけないと思います。
新型コロナウィルスの影響が、こういう形でプラスに働くこともあるんだと驚きました。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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