<長期の春休み期間による影響1)子どもたちへの主な影響①>
日本においては、春休み期間は進級、進学に備えるとても大切な時期です。
子どもたちにとっては、新しい学校、学年、仲間などとの出会いに胸躍らせる時期でもあるのですが、今年度はその大切な時期・時間が新型コロナウィルスの影響によって奪われたともいえるでしょう。
実際に、学校園ではこの長期の休業期間によって、どのような影響が出ていたのでしょうか。
当初の予想通り、校園長など学校現場の先生方から最も多く聞かれたのは、
「子どもたちの生活習慣の乱れ」でした。
「ゲームなどにはまって夜更かしをする悪習慣がついてしまい、授業中に集中できなかったり覚醒レベルが上がらずボーッとしてしまったりで、生活のリズムを取り戻すのに時間がかかって困っています。」という声は色々なところで校種を問わず聞きました。
確かに、家庭の教育力も様々ですから、保護者が子どもたちの報酬系の脳が刺激され常習化してしまうゲーム等の時間をコントロールするのは、非常に難しいと推察されます。
登校して学校にいる間、ゲームに触れられないのでイライラして衝動的な行動をしてしまう子どもの事例もありますから、今回のような状況になると、平素学校に登校できている時間だけでも「ゲームを触らない(触れない)時間がある」という大事な役割を学校は果たしていたことに気づくことができました。
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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