教員採用試験:「少しは緊張しなさい!」

教員採用試験もほぼ1次試験が終了し、今は2次試験に突入しています。

講演会の合間をぬって、多少なりとも学生の支援ができればと考えています。

さて、教員採用試験の面接指導をしていると、普通の学生は本番ではないにも関わらず緊張しすぎるぐらいの感覚で練習に取り組んでいます。

これまで、面接指導で「少しは緊張しなさい!」と助言したのは一人の男子学生Tくんだけです。

普段の講義の中でも、「とにかく人間が大好きで、彼にとっては出会う人出会う人みんな自分の仲間だ」と思っているんだろうなと感じさせる面白い学生でした。つまり、「人間に対する信頼で心が開いている!」そんな印象で見ていました。

そんなTくんですから、面接指導でも全く緊張することがありません。さらに、実際の採用試験の面接でも緊張することが無いと推察されました。

私の助言だけで、彼が生き方を変えることはできないでしょうから、実際の面接でも全く緊張感が無いので、面接官も「何だコイツは?」と、戸惑ったと思います。

おそらく、「1年目の教員採用試験は難しいだろうな、勉強もほとんどやってないようだし、臨時講師になってこやつの魅力が理解してもらえたら、数年先には必ず採用されるとだろう…」と予測していました。

案の定、1年目は不合格でしたが、何と2回目の教員採用試験で四国の某K県に合格したのです。

これは大したもんだと思いました。Tくんではなく、採用した四国の某K県の方です。

よくぞ!1年で見抜いて採用した!偉い!

T先生は、子どもも保護者も同僚もみんな味方!で仲間!ですから、子どもたちも伸び伸びと成長できるクラスを作ってくれているに違いありません!

全員がT先生のようでなくて良いと思っています。

でも、心が開いている先生に、子どもたちは安心できる筈です。

それでは、また!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで ステキなクラスをつくりましょう!

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