今年度も概ね、小学校教育実習が終了して、3年生が大学に戻りつつあります。
それぞれの教育実習の様子を聞いていると、よくもまあ学校や地域によってこれ程違うものだと感心します。
ある男子の学生は、下町の小学校の3年生のクラスで実習をしたのですが…「毎日朝の会で子どもたちが殴り合いのケンカをするので、それを止めるのに毎日必死でやっていました。」
またある女子の学生は、「子どもたちがきちんとしてて、良い子過ぎて逆に心配になった。」とのことでした。
どちらの経験も善し悪しではなく、それぞれの学生の「縁」で貴重な学びを体験しているはずですから、決して無駄にはならないのだと思います。
さらにある男子学生は、「自分の小学校の担任の先生と、担当になったクラスの先生が親友で、わざわざその担任の先生が放課後実習校を訪ねてくれて、研究授業の指導までしてくれた。」という話も聞きました。
また、コロナウイルスの影響が和らいできたせいか、先生方から反省会として食事や飲み会に誘っていただいている学生も数名居ました。
若い学生を何とか育てようという、小学校現場の温かい雰囲気が、コロナウィルスの悪影響から、ようやく正常に戻ってきたような気がして、本当にうれしく思いました。
笑顔で 元気に 逞しく!
ステキな学校・学級をつくるため 自分の歩幅で、前進していきましょう!
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