講演の終了後、私より一つ年下で現在某所で児童館長をしてくれているO先生と、久々に食事に出向きました。
O先生は、私が小学校の教師になって、まだまだ新米の頃からの顔見知りで、「世の中にはこんなに誠実な人間もいるんだなぁ」と尊敬する友人です。
かつて、私とO先生は阪神淡路大震災を挟んだ3年間、社会教育の指導主事として、小学校から別々の公民館に一緒に出向させられていて、力を合わせて社会教育の仕事をさせていただきました。
小学校現場に戻って4年後、教頭として赴任した小学校で、偶然にも一緒の学校で勤務することになり、慣れないこの新米教頭を一番助けてくれたのもO先生でした。
その時期は、二つの学校を閉校して一つの学校に統合する最後の2年間でしたから、歴史のある小学校ですから当然色々なしがらみもあり、コツコツと地域の信頼を集めてくれていたO先生の存在は絶大でした。
さて、話を戻しますが…その食事の時、O先生は次のように言ったのです。
「当たり前のことなんやけど…児童館で仕事してみて、子どもは学校だけで育てているわけではないことを身に染みてわかるようになったわ…」
学校で働いているとついつい目の前のことに一生懸命になりすぎて、視野が狭くなるし不遜な気持ちもわいてくるのかもしれません。
まずは、学校の方が謙虚にならなければ、児童館や学童コーナーとの連携もできないでしょう。
O先生は、食事の後「何か、元気が出てきたわ~。」と言ってくれましたが、
私は、「何か、心の洗濯をしてもらった感じやな~」と返答しました。
やはり、友とは格別に良きものです!
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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