国語の授業から②

<学び方を学ぶ大切さ>

3人に共通していたのは、多くの先生が参観しており場面圧が高いのにも関わらず、注意欠陥の一つの現れでもある「自分の世界(マイワールド)に入る」ということでした。

さらに、M君は手遊びが止まりませんし、N君とH君は机の下で足がずっと動いていました。

それでも、「広げたイメージを五七五にしよう。」という学習場面では、3人ともそれぞれ指を折りながら五七五に言葉をまとめようと、一生懸命に取り組むことができていました。

困っている子どもたちにとって、何をしていいのかが分からないことが一番困るのですが、これまでの様々な学習場面で、五七五に取り組んできた経験から、子どもたちが学び方を身につけてきたことがはっきりと分かりました。

授業をされたベテランの先生は、五七五への取組みとして、暗誦・カルタづくり・作句指導などこれまでの多様な実践を紹介されていました。

頂いた資料には、「クラスが上手くいかない時に、五七五に取り組んだら、反応が意外に良かったことがあり、俳句に助けられた」と書かれていました。

「芸は身を助く」ですから、教師として「長年研究してきたこと実践してきたことがある」ということは、とても幸せなことです。

その上に、困っている子どもたちの理解と指導の手だてが具体的に結びつくようになると、もっと楽しく取り組めるのではないかと感じました。

やっぱり、授業は良い学びになります。

それでは、また!

笑顔で 元気に 逞しく!

みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!

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