過日、久しぶりに体育の授業を参観しました。
校内研修のテーマは「ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業改善」でした。
小学校1年年が11人、2年生が4人の合同の体育授業、単元は的に向かってボールを投げて段ボールの的を崩す「ボール遊び(まとくずしゲーム」)」です。
小学校の現職の時は、体育部に所属しての「ボール運動」や「ゲーム」の領域を中心に学ばせていただいていたので、やはり体育の授業となるとついつい力が入ります。
授業の方ですが、コロナ対策ということで体育館に子どもたちが集まる場所も2m間隔を前後左右にとるために、シールを床に貼ってわかり易くしたり、ドッジボールを踏み込んで投げるために目安となる足形を床に貼ったり、ユニバーサルデザイン教育の研修ということで「視覚支援の工夫」がよくなされていました。
子どもたちは1年生・2年生なりに、ゲームの前に各グループでそれぞれのめあてを確かめたり、練習の時間に投げ方のアドバイスをしたり、健気にがんばっており、指導者の先生が「学び方を学ぶ」ということを大切にしてきたことがよく伝わってきました。
残念なことは、「投げる」をねらいにしているのに、「あまり多くボールを投げていない」&「本気で投げていない」の二つのことでした。
こんな時思い出すのが若い頃、体育の授業を終えて職員室に戻ってきたら、体育部の怖~い先輩の先生に言われた一言!
「お前今の授業は体育か?!学級会かと思ったわ!」
説明や話し合いが長くて運動場に座ってばかりで、子どもたちは汗一つかいていない体育(?)の授業だったようです。
思い出したら、私のほうにまた冷や汗が…
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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