秋学期に担当している講義の中に「仕事とキャリア形成Ⅱ」というのがあります。
大学には社会に出ていく最後の「出口の役割」もありますから、「仕事」や「キャリア形成」について、様々な学びを提供しています。
それを考えると、「小学校」と「教育委員会」の主に二つの世界しか社会経験のない私にとっては余りに役不足と思い、それぞれのフィールドで逞しく魅力的な仕事や活動をしていただいている本物の社会人を、ゲストティーチャーとして招いて学生に語っていただいています。
今回のゲストティーチャーは、兵庫県伊丹市で「ブックランドフレンズ」というとても不思議な(?)本屋さんを経営しておられる河田秀人店長(我々は通称「こんぶさん」といつも呼んでいます)をお招きしてお話を伺いました。
ゲストティーチャーをお招きした時は、学生は必ず講義の振り返りを書くことにしていますので、以下にその振り返りを掲載します。
これを見ていただければ、こんぶ店長さんの学生への熱いメッセージがご理解いただけると思います。
2年生女子Sさん
「本屋さん」の仕事はただ本を仕入れて売るだけなのかな?と思っていましたが、人と人をつないだり、人と本をつなげたりすてきなお仕事だと感じました。「働くということは誰かが幸せになるお手伝い」という店長さんの言葉が印象に残っています。(中略)私も大学生になってあまり時間をつくって本を読むことは少なくなったけど、本当は本が大好きで喜多川泰さんの本も何冊も読みました。私の一番の本は「また、必ず会おうと誰もが言った」という本です。「手紙屋」という本はまだ読んだことがないので、読んでみたいと思いました。よく行っていた本屋さんにこんなにステキな裏話があるんだろうなとワクワクしながら話を聞くことができて、すばらしい時間をすごせました。ありがとうございました。
「本」と「人」とに出会うならブックランドフレンズで~♪
それでは、続きはまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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