お出会いするといつも謙虚で明るいA校長先生は、長年中学校で勤務されていた方で、縁あって小学校の校長として赴任されました。
A校長先生は、新たな「仕組み」を職員会議で提案したそうなのですが、ある先生から「あなたは小学校のことを何も分かっていない…」と言われてしまって…と少し元気を無くしておられました。
世間では、校長先生と言うと、とても偉そうにしているイメージがあるかもしれません。
中には今でも実際に偉そうにしている方も居られるとは思いますが、校長室の壁に写真で掲示されている何十年も前のひげ面の歴代校長先生方のようには、現在はいかないと思います。
立場上、学校経営の「責任」は校長にありますので、特別な場合に職務命令を出すこともできるのですが、現実的には人事権も給与の裁量権も無いことは、一般の先生方も暗黙の内に分かっています。
したがって、「校長」と「長」が付いた責任の重さの割には、それ程大きな権限は無いと経験上からも感じています。
ですから、今回のように校長先生が学校経営上、良かれと思って提案したことに対して、一見負の反応が返ってくることもありますから、校長先生だって傷つくのです。
こんな時、私は問います。
「そこに、愛はあるんか?!」(どこかのCMみたいですけど…これ超々大事!)
自分が「愛」をもって提案したことに対して返ってきた、一見負に見える反応の中に「愛」はあるのか!?
「愛」≒「光」が見えたら、安心します。(「真剣に考えてくれてありがとう。」です。)
「愛」が見えなければ、そんな「闇」はスルーします。(反撃したくなっても、しません。)
「愛」が無いことに反撃したら、自分も同じ「負」の土俵(ダークサイド?)に上がって戦うことになるからです。
経験上、管理職の先生方は本当にストレスの多い仕事になりますが、どれだけ仲間の先生方に「愛」をもって笑顔で接することができるか!?(笑育の実践)が試され続ける仕事です。
管理職だって(だからこそ!?)顔晴れ~♪
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に、ステキな学校をつくりましょう!
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