その組織の文化を創るのは、管理職も含めた構成員全員の責任であり権利でもあるのです。
外部者である私には、その資格はありませんから、組織の中心となっておられるお二人が進めていくしかありません。
その時に、気をつけて欲しいことをお話しました。
一つは、「完璧を求めない」こと
無理やりに集団に連れてくるのではなく、目を離さず子どもたち自身ができるように導いていくような一見まどろっこしい指導や支援は、これまで培ってきた自分の教育や保育についての信念をひっくり返すようなことですから、「分かりました。明日からやれます。」みたいな簡単なことではありません。
それを管理職の立場から、「せっかく共通理解したのにできてないやん!」と叱ったり、プレッシャーをかけたりするのは、この補助の皆さんが子どもたちにやっていることと同じです。
子どもたちだって大人だって、すぐにはできるようにはならないのです。
二つ目は…「楽しむこと」です。
健康な脳の危機管理の仕組みに逆らうような、ただでさえ難しいことにチャレンジしているのですから、それを苦しみながらやろうとしたら絶対に挫折します。
せっかく出会った子どもたちですから、楽しく・面白く仕事をすれば良いのです。
「~でなければならない」という外部基準ができていると、そのことで自分たちの首を絞めることになりかねません。
先生方の真面目さは日本の宝ですが、やはり「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。
それではまた!
笑顔で 元気に 逞しく!
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