「黄金の三日間」で示す「方針」に関する質問です。
Q.最初の日に子どもたちに示した学級経営の「方針」を途中で変更しても良いのでしょうか?
これも良い質問ですよね。
真面目な先生方の中には、「一旦子どもたちに示した以上、それを貫き通すべきで変更するべきではない!」と考える先生も居られるかもしれませんが、私はどちらかと言うと、「子どもたちの成長や、クラスの状況に応じて、変更してもよい(変更せざるを得ない)」と柔軟に考えています。
但し、二つの大切な「条件」があります。
一つは、子どもたちに変更する理由を分かり易く説明することです。
いわゆる、「趣旨説明の法則」というもので、理由もなくコロコロ方針が変わるのでは、信頼を築くために示した方針によって、逆に自分の信頼を失うことになりかねないからです。
二つ目は、変更した内容を子どもたち全員に必ず示すことです。
いわゆる、「全員の法則」というものです。
もし、変更した日に誰かが休んでいたら、必ずその子も出席している日に、全員の前で再度説明して、確認する必要があります。
それくらい、気遣いするくらいで丁度いいのです。
一人ぐらいいいだろうと甘く考えていると、「そんなん聞いてない…」とその些細に感じてほったらかしにしたところから信頼は綻びはじめるものです。
私がもし「方針」を変更するのであれば、掲示している方針を2重線などで見え消しにして、新たな方針を横に掲示すると思います。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒にステキなクラスをつくりましょう!
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