教職員課では、新任教員の採用や人事異動、昇任人事、臨時講師の配置など、責任の重い仕事をさせていただきました。
あまり感謝されることの無い、割に合わない厳しい仕事でしたが、素晴らしい同僚の先生方と出会うことができたことは、もの凄く幸せなことでした。
その頃、現在同じ大学で働いているN先生から電話がありました。
N先生は、私が教職員課に入った年に、現在の大学の方へ転出されていたのです。
「先生、ウチの大学に来てくれませんか?…」
その時、考えたことは、
「このまま、いつかまた校長として現場に戻って小学校でがんばるのと、(思いもしなかったけれど…)大学でがんばるのと、どちらがより日本の教育の役に立ったと言えるのだろう。」でした。
この時の決断に間違いはなかったと思っています。
さてここまで書いて、何を言いたいのかというと…(ようやくきました。)
「すごい崇高な目的や何かをしようという高い目標があってがんばってきたとすれば、何かカッコイイ感じもするのですが、そういう訳ではなく、目の前に出てきた課題を、とにかくできる限り楽しく顔晴ってきただけ」 なんです。
つまり、「何でそんなに働くん?」と聞かれても、自分のしっかりとした目標を追求してきたのではなく、これをやりなさいという天命(ご縁)に従って顔晴ってきただけで、それは今もそれほど変わっていないのです。
ニーズ(世間様という神様の声だと思っています)があって「ご縁」が生まれ、それを楽しくやらせていただく!これほど有難いことはありません。
つまり、長らく公立小学校の教員(教育公務員)であったこともありますが、
「目標追求型」ではなく、「天命やらされ型」だと考えています。
だから、「今もこれからも働けるうちは、可能な限り楽しく働かせていただく!」
長々と失礼しました。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
コメント