「いじめ」が発覚して、疲労困憊で苦しんでおられる先生が居ました。
確かに「いじめ」が発覚するとその事実確認やクラス全体、個別の指導、保護者との連携等々で忙殺され、クタクタになると思います。
「いじめ」は子どもたち誰もがいけないことだと知っていて、その上で続いているのですから、「いじめ」は本来、根深く質の悪い見つけにくいものなのです。
「いじめ」が見えていない「ハザード」状態では、手の打ちようがないですし気づいてもいないので、何某かの手を打とうとすることも無いでしょう。
でも、もし「いじめ」を上手く見つけることができたのであれば、見えていなかった「ハザード」が「リスク」として表面に出てきたということです。
それはラッキー!とても「ツイてる」と言えますし、担任として気が付いただけでも大手柄です。
ましてや、この春先に発見できたのであれば前の学年、さらにその前の学年というように、かなり継続的に続いている可能性が高いですから、ようやく、「いじめ」の解消に向けて動き出せるチャンスを得たということです。
勿論、担任はいじめられていた子どもを全力で守らなければなりませんが、いじめに関わっていた子どもたちの中には、「いじめ」が見つかって良心の呵責から解放され「ホッとしている」子どももいるかもしれません。
この疲労困憊を潜り抜けた先は、子どもたちみんなが伸び伸び生き生きと過ごせ、安全で安心できるクラスが待っています。
そして、教師自身にとっても、子どもたちから色々と「経験」させてもらって、大きな成長の糧となっている筈です。
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に、ステキなクラスをつくりましょう!
コメント