お隣の若い男性の先生のクラスは、さらに厳しい状況でした。
教室内で、感情的な棘のある言葉が子どもたちから出てきますし、それを受けて担任の先生からも…という状況でした。
最初に校舎の階段を上がって3Fの踊り場に着いた時、授業中にも拘わらず男の子が3人ほど踊り場ですごしていました。
目が合った瞬間!(私はもちろん「笑顔」です。)その内の一人の男の子が
「おっちゃんだれ?どっから来たん?最近いろんな人が来るなぁ。」と話しかけてきました。
「おっちゃんな、大学から来たんやで…」とひとしきり楽しく話をしました。
その彼らが教室に戻ってくると、最初に書いたような棘のある感情的な言葉を発しますから、このお若い担任の先生もそれを受けて…ということになってしまっていました。
放課後の先生方との面談では、この怖い(?)おっちゃんに何を言われるのかと心配していたようですが、よく耐えて一生懸命にがんばっている先生方に叱ったり怒ったりするようなことはありません。
最初に確認したのは、「あれだけ好き勝手なことしてるのに、何で登校してくるか分かりますか?」です。
ここには、自分たちのことを決して見捨てず、一生懸命にかまってくれる先生方が居るということを、彼らは心の底で理解しているからです。
本当に見捨てられるのであれば、あのような「自分勝手な行動」はできないのです。
なぜなら、彼らにとっていくら好き勝手な行動をしても、誰も相手にしてくれないのであれば何の意味もないからです。
つまり、これもまた「見て見て行動」なんです。
ですから、先生方は誰が何と言おうと、間違いなく頑張っているのです。
でも残念ながら、笑育的に『顔晴れ』てはいないです。
どこかで、この子どもたちとのコミュニケーションの取り方を間違えたのです。
間違えた(子どもたちと合っていなかった)とわかれば、即修正する!
実に、シンプル!
それでは、また!
笑顔で 元気に 逞しく!
みんなで一緒に ステキなクラスをつくりましょう!
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